「仕事辞めたらどうなる?」無職生活1ヶ月経過してみての率直な感想

人生日記
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私は6月末で正式に仕事を辞め、そこから1ヶ月(実際の所6月後半は有休消化期間でしたが…)が経過しました。一旦無職になる決断をして良かったこと、悪かったことなどが見えてきたので、お伝えしようかと思います。

辞めた経緯など、詳細については以下の記事に書いてあるので是非読んでみて下さい↓

最後まで読んでいただけると幸いです。

目次

無職になって良かったと感じたこと

それではそれぞれについて詳しく話していきたいと思います。

①睡眠の質が改善し、ぐっすり眠れるようになった

これは多くの人が経験することかもしれません。

仕事をしていたときはストレスなどで中々寝付けない日や、夜中途中で覚醒してしまうということが多々ありましたが、仕事を辞めるとストレスから解放され、朝早く起きて仕事に行く必要がなくなるので、よく眠れます。

しっかり眠れる日々が続き感じたことは、自分の健康を害してまで無理して働く必要は全くないということです。

睡眠は生きていく上で欠かせないものですし、より人生の充足感を味わうことが出来ると思いました。

②自分をゆっくりと見つめ直すことが出来、新たにやってみたいことが出てきた

退職してすぐ次の職場に転職となると、少し気が引けてしまうという方は多いのではないでしょうか。

実際に私もその一人でした。仕事をしながら次のやりたいことを探し、同時に転職活動を進める事は、精神的に疲弊していた私自身にはとても難しく、正直考えられる余裕は全くありませんでした。

しかし、仕事を辞めてみるとストレスも時間が経つごとに薄れ、心にゆとりがでてきました。

心にゆとりがでてくると、自然と「次はこういうのをやってみたい」、「自分にはこういう仕事が合っているのでは?」という新たな考えが続々と浮かんできました。

仕事をしながら次の転職活動が出来れば良いに超した事はありませんが、ゆっくりと期間を設けて自分に向いているものを探すのもありだと感じました。

一度きりの人生なので、自分の好きなように生きていいんです。時には立ち止まることも大切。後ろ向きの選択に思えるかもしれませんが、それで良いんです。いずれ前を向けるときは必ずきます。

③一人旅や家族・友人との時間を通して、心から楽しい!と感じる機会が増えた

仕事を辞めてからとにかく自分を労ることを優先しました。実家暮らしで貯金もある程度はあったので、一人で遠くへ旅行へ行ったり、友人や家族との時間を大切にしたりする内に、楽しい!と感じる機会が増えました。

世の中にはこんなに楽しいことがあるんだから、もうちょっとだけ頑張ってみようかなという気持ちにもなりました。

④新たな趣味が増えた

時間がある内に私は様々な事に挑戦しました。その中でもハマったものの一つとして読書が挙げられます。

学生時代からあまり本は読まず、読んでも漫画や雑誌が多かったのですが、哲学系の本や自己啓発本、小説など、様々なジャンルの本を読む中で、新たな発見や気づきを得られる読書の良さに気づきました。

たかしん文庫で読んだ本の簡単な感想なども載せているのでこちらもよろしければご覧下さい。

無職になると将来への不安も当然出てきますが、読書をしている時はそういうのも全部忘れて無心になれるので、心を落ち着けるという意味でもとてもオススメです。

読書に限らず、今まで興味の示さなかった事に挑戦してみたりすると良い出会いが待っているかもしれません。

⑤ネガティブマインドからポジティブマインドに変わっていった

仕事をしていたときは劣等感が強く、「自分なんて…」とか「どうせ出来ない…」というネガティブな思考で覆われていました。

しかし、仕事を辞めてからは生きているだけで楽しい事はたくさんあるし、今まで自分は苦しいながらも頑張っていたんだなと自分を認めてあげることが出来るようになっていました。

勿論家族や友人からの助言もあっての事だとは思うのですが、どんどん前向きに「どうせ死ぬならもう少し頑張ってから死のう!」みたいな感じでポジティブに物事を考えるようになっていきました。

当然完全にポジティブな人間になったかといえばそうではありませんが、自分の中でよりネガティブに考えないようにはなっていきました。

これは無職になって自分を見つめ直し、広い世界をゆっくり見ることが出来たからだと感じています。

無職になって良くないと感じたこと

それではそれぞれについて詳しく話していきたいと思います。

①1~2ヶ月経つと正直飽きてくる

仕事を辞めた後3週間くらいまでは無職であることに居心地の良さすら感じていました。自分の好きな時間に寝て、好きな時間に起きる。少し遠出したり近所を散歩したり。全てが新鮮に感じられました。

しかし、その日々も長く続くと正直飽きてきます。ですので、「この日までは完全に無職でいよう」「貯金がこの金額を下回ったら転職活動始めよう」など、具体的な期間や条件を自分の中で決めておくと良いかと思います。

私で言うと、「7月はとにかく自分を休めて、8月くらいに興味のあった資格を取得して、大体9月くらいから転職活動を始められたらいいなー」とザッと考えていました。

ただ、これはあくまでも理想であって、途中で自分のやりたいことが新たに出てきたり、体調が万全でないと感じるなら違う方向へ舵を切れば良いと思っています。

②お金が減っていく為、購買欲や行動欲が制限されてくる

無職になると当然、給料が入ってきません。必然的に貯金が徐々に減っていき、それと同時に高価な物の買い物や遠くへの旅行など、金銭的な余裕の無さから行動が制限されてきます。

無職なりたての頃に比べると少しの買い物でも気を使ってしまいますし、好きな趣味活動にかけるお金も以前より気を遣うようにはなってしまいました。

ただ、もし少しでも余裕があるなら、自分を癒やすことに最大限お金を使ってあげた方が私は良いと思っています。

せっかくの一度きりの人生。将来のことはあまり考えず、“今”を楽しんでいきましょう。

③転職活動がうまくいくか不安に感じる

無職になってある程度経つと意識するのは次の就職先です。ただ、転職するには自己分析や企業分析をし、面接なども突破しなければならず、かなりのエネルギーを必要とするでしょう。

その漠然とした不安はずっと残りますし、親や友人から「次の職場どうするの?」と聞かれるとより不安に感じます。

まさに自分はその状態で、漠然とした不安を抱えながら興味のある職種の研究や資格取得の為の勉強をしていました。

ただ、変に取り除こうとしても余計に意識しちゃうものなので、この状況で不安になるのは当たり前だと客観的に見つめるようにしていました。

このように不安を受け止めることは自分にとってとても有効でしたのでオススメです。

④周囲の友達と会いづらくなる

自分が無職であるということに引け目を感じてしまい、ある程度仲が良かった友達とも会うのを躊躇うようになってしまいます。

私は、本当に話せる友達には辞めたことを言い出せましたが、それ以外の久しぶりに会うような人には中々言い出せませんでした。

また、無職だと公言することで、「下に見られて攻撃されたりするんじゃないか」という心理も働き、余計に人に会いたくなくなります。

ですが、自分を認めてくれる人は少なからずいたし、生きる上で無職を選択したので後悔は全くありません。恥ずかしくもありません。

今後ゆっくりと、立派に生きようなんて思わなくていいから、自分のペースで頑張っていこうと今は思えるようになりました。

無職になる上で必要だと感じたこと

ある程度の貯金

無職になる上で、何もしない期間は必要だと思います。ですので、無職になってからすぐに働かないといけない状態よりかは、数ヶ月何もしなくても何とかなるレベルの貯金があると、趣味活動にも時間を当てられるしなお良いと思いました。

結局新しいことを始めたり、勉強したりするのにもお金は必要になってきます。辞める決断をする前に、貯蓄を見つめ直し、「ボーナスがでるこの月までは頑張ってみよう」というように、期間を設定してその日まで頑張るのも良いかと思います。

家族や友人など、身近に理解がある人がいる

無職になった自分自身を理解してくれる人がいると、とても心が落ち着けると感じました。

私自身は家族に相談したとき、「ゆっくり休んで良い」「実家で恵まれてるし、頼って良いから今は色々なことに挑戦しな」と言ってくれました。

まさかそんな言葉をかけてくれるとは思わなかったし、認めてくれるとも思っていなかったので驚きましたが、今では良き理解者です。

あなたの周りにも必ずそのような人はいます。思い切って打ち明けてみましょう。大切なのは一人で抱え込みすぎないことです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

仕事をしていた時は「石の上にも三年」という言葉にもある通り、とりあえず何があっても三年は頑張って働いてから辞めようと考えていました。

しかし、そう自分に言い聞かせ続けた事で我慢は限界を迎え、職場で泣いてしまう日が増えたり、眠れない日が続くなど心身の不調が続きました。

思い切って仕事を辞め、ゆっくりと自分を見つめ直すことが出来たので、今は無職になった選択に全く後悔してないし、寧ろ良かったなと感じています。

皆さんも仕事がきつくて悩んでいたり、将来のことでモヤモヤしているのなら、一度何も考えずに辞めてみるのもおすすめです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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