今回ご紹介するのは、汐留の浜離宮庭園内にある中島の御茶屋さんです。
大都会にいながら、”和”の雰囲気を感じられます。
☑ 大都会にいながら”自然”と”伝統”を両方感じられる。
☑ シンプルなお抹茶と和菓子が心に沁みる。
☑ 外国人観光客が多く、不思議と旅行感覚が味わえる。
最後まで読んでいただけると幸いです。
基本情報
MAP(住所:東京都中央区浜離宮庭園1-1-1)
✎アクセス
<大手門口>
地下鉄大江戸線「築地市場」(E18)「汐留」(E19)・ゆりかもめ「汐留」下車 徒歩7分 JR・地下鉄銀座線・地下鉄浅草線「新橋」(G08・A10)下車 徒歩15分
<中の御門口>
地下鉄大江戸線「汐留」下車10番出口 徒歩5分 JR「浜松町」下車 徒歩15分
水上バス(日の出桟橋─浅草)
東京水辺ライン(両国・お台場行)「浜離宮発着場」下船
✎営業時間
🍵9時~16時45(Lo:16時半)
✎定休日
年末年始
✎その他
無料Wifiあり
大都会のオアシス、浜離宮庭園内に佇む
中島の御茶屋さんは浜離宮恩賜庭園という都立庭園の中にあります。
江戸時代には江戸城の「出城」としての機能を果たしていた、徳川家将軍家の庭園です。
潮入りの池の中に佇む中島の御茶屋さんの奥には、汐留の高層ビル群が顔を覗かせます。
浜離宮庭園についても記事にしたのでこちらも是非!↓
歴史ある御茶屋
歴代の将軍達は、「御茶屋」で賓客と共に景色を楽しみながら食事をしたり、調度品を鑑賞するなどして過ごしたほか、鷹狩りの際の休憩所としても使用していました。
これらの多くは焼失してしまいましたが、宝永4年(1707年)に11代将軍家斉によって作られた「中島の御茶屋」は、昭和58年(1983年)に再建されました。
浜離宮庭園内には今回ご紹介する「中島の御茶屋」の他、「松の御茶屋」、「鷹の御茶屋」、「燕の御茶屋」の4つあります。
現在休憩所として実際に楽しめるところは「中島の御茶屋」のみです。
“和”を感じられる店内、外国人観光客多し
御茶屋は木造で、徳川家将軍時代の面影を残しています。
入店したらまず注文を済ませ、靴を下駄箱の中へ入れます。下駄箱は木製の札を抜いて施錠する昔のスタイル。
外にはテラス席もあり、2~3人がけの木製のベンチとテーブルが3席あります。
店内も上の写真のような木製のベンチとテーブルが5~6席ほどあります。中からでも潮入りの池やその奥のビル群を見ることができます。
外国人観光客が店内の8割程を占めていて、日本の伝統文化を興味深く体験している姿が印象的でした。
ベンチの上にも赤い布がかけられていて、和の雰囲気にとてもマッチしています。
私が座った席からは潮入りの池と、その奥の松の御茶屋という別の御茶屋も見ることが出来ました。東京とは思えないくらいのどかで、自然と歴史を両方同時に感じられました。
メニューは至ってシンプル
✎主なメニュー
・季節の和菓子とお抹茶 ¥850
・季節の和盆栽とお抹茶 ¥850
メニューは基本的に和菓子とお抹茶といったメニューしかありません。
何にするか迷う心配はなさそうですね。
季節の和菓子とお抹茶を注文
私は季節の和菓子とお抹茶を注文しました。いかにも日本らしい文化を体験できて、日本なのに旅行に来たみたいです。
お抹茶はとても風味豊かで、苦みと深いコクがあります。
秋にちなんで、和菓子の上には紅葉の形をした甘味がのっていました。優しい和菓子の甘さがお抹茶の奥深い苦みと旨味にマッチしていて、じっくり心に染みる美味しさです。
私が座った席からは、潮入りの池の奥に浮かぶ松の御茶屋を見ることが出来ます。
素敵な風景の中でいただく上質な和菓子とお抹茶は、心の落ち着きをもたらしてくれます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
☑ 大都会にいながら”自然”と”伝統”を両方感じられる。
☑ シンプルなお抹茶と和菓子が心に沁みる。
☑ 外国人観光客が多く、不思議と旅行感覚が味わえる。
最後まで読んでいただきありがとうございました。